4月19、20、22、26日の4回で、
「蛋白質を原料にして 糖分が作られる」ということを元にして、
食事を摂らなくても、体の蛋白質を原料にして、
脳が必要とする糖分が作られるから、
- 糖質(炭水化物やブドウ糖)は全く摂らなくてよいこと、
必要量より多く摂った蛋白質を原料にして糖分や脂肪が作られ、
体脂肪として貯えられるから、
- 蛋白質は必要量まで減らしてもよいこと、
が明らかになりました。
また、4月18日(このページの始め)で
- 食事をとる時刻、食事をとる回数、食品・栄養素の種類は体重に関係しない
ことを述べました。
これによって、これまでしなければならないと言われてきたこと
・ 朝食を摂る
・ 夜遅く摂らない(夜遅いときも間食を摂らなくてよい)
・ 糖質と蛋白質の比率など栄養のバランス
・
・
は、ほとんどが必要のないことだと分かりました。
ただ1つしてはいけないのは、
- 蛋白質の量を必要量以下にしてはいけない
ということですが、この必要量もそう多くない(4月26日)ので、実際上はほとんど気にしなくてかまいません。
以上、人間の体についての自然法則を正しく捉えることによって、カロリーを減らすときにしてもよいこと(自由)が大幅に増えました。その結果、
- 1人1人の生活環境やリズムや食品の好みに合わせてもよい
ことがはっきりしました。
次回は、
・ カロリー減らして体重が減った後にしなければならないこと
を述べることにより、
生活環境やリズムに合わせてもよい、というだけでなく、
- 1人1人の生活環境や食品の好みに合わせなくてはならない
ことを説明します。
[…] 2.蛋白質を推奨量以上摂取すれば、その他の制限は不要 […]
[…] その患者さんの個性に合わせてカロリーを減らすようにして、 […]
[…] ・ 実際には必要のない禁止事項が多い […]
[…] 食生活の個性に合わせてカロリーを減らしてもよいこと […]
[…] 自分が減らしやすい食事の量を減らせば体重が減る […]
[…] ここまで条件が絞られると、選択の幅が広がり、 その人の生活 […]
[…] 常識でしてはいけないと言われていたことには […]
[…] この「蛋白質は糖分になる」ことを食事療法に取り入れると、 […]
[…] カロリーは、1人1人の生活環境や食品の好みに合わせて […]