2010年4月 の記事

減らしやすい食事・その1、は「人目」が気にならない食事(人間は社会的動物だから対人関係を無視すると挫折する)

集団生活を営む人間にとって、対人関係は重要ですから、
それを無視したり逆らったりして食事の習慣を変えようとすると、挫折する危険が高くなります。

前回(4月28日)、生活習慣病の患者さんたちが途中で挫折した原因のうちで、1番目に挙げたのが、

  1. 人目が気になる食事を減らす

であったのも、実際にそれで挫折する人が多かったからです。

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途中で挫折する人は、わざわざつらい方法を選んでいた(楽な方法は禁じられていたからだが・・・)

これまでの回で、

  • カロリーは減らし続けなければならないが、
    どの食事のどの食品を減らすかは自由
    (蛋白質だけは必要量を摂らなければならない)

だと分かりました。

この原理を実際に応用して、できるだけ挫折しないようにするために、
いったんはうまくいって体重も何kgか減っていたのに、途中で挫折した人たちが、
何がきっかけで元の食事に戻ってしまったか

という話が役に立ちます。

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カロリーは、1人1人の生活環境や食品の好みに合わせて減らさなければならない(元のカロリーに戻ると体重も元に戻るから)

カロリーを減らして体重が減ったあとどうなるか、を理解するのは簡単です。
たった1つ、

   体重が減ると消費カロリーが減る

ことが分かればよいのです。

これも、

   軽い車は燃費が良い

つまり、同じ距離を走るのにガソリン(エネルギー・カロリー)が少ししか要らないことによって感覚的に分かると思います。

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カロリーは、1人1人の生活環境や食品の好みに合わせて減らしてよい(朝食を食べなくても、夜遅くても、好きな食品を多く食べてもかまわない)

4月19202226日の4回で、
「蛋白質を原料にして 糖分が作られる」ということを元にして、

  食事を摂らなくても、体の蛋白質を原料にして
  脳が必要とする糖分が作られるから、

  • 糖質(炭水化物やブドウ糖)は全く摂らなくてよいこと、

  必要量より多く摂った蛋白質を原料にして糖分や脂肪が作られ
  体脂肪として貯えられるから、

  • 蛋白質は必要量まで減らしてもよいこと、

が明らかになりました。

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蛋白質はここまで減らせる(蛋白質必要量の正しい解釈)

1日(1食ではありません)に必要な蛋白質を多く含む食品の量は、
ダイエットの目標にする体重が(現在の体重でなく)50kgで、
食事に極端な偏りがない人なら、

牛乳またはヨーグルト200ml、
卵1個(50g)
魚1切れ(100g)
木綿豆腐1/4丁(80g)

(を合わせた量)くらいです。

1日(1食ではありません)では、この2倍くらい摂っている人も多いと思います。
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蛋白質を摂り過ぎて太っている人は多い(蛋白質を減らしてもよい!)

前回(4月20日)の記事で述べたとおり、
蛋白質を減らしてはいけない、というのは誤りで、

  • 蛋白質を減らしてもよい人は多くいる

というのが、正しい知識です。

そのことを理解するために、食事で摂った蛋白質と、筋肉や内臓を作る蛋白質の関係を知らねばなりません。

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たった1つの無知でカロリーが減らせない・その2(蛋白質が肥満の原因!)

昨日は、

  体を作っている蛋白質を原料にして脳に必要なブドウ糖を作るしくみがある

ことを知らなかったから、

  食事を摂らないと脳のエネルギーが不足する

ことがないように、

  朝食で糖質(炭水化物)を摂らなければならない

ことになっていた、と述べました。 

しかし、朝食どころか、

  人間は全く糖質を摂らなくてもしっかり生活できる

ことは、

  穀物(炭水化物)が元々とれない地域に住むモンゴルやイヌイットの人たちが
  低血糖発作で意識を失って馬から落ちたりはしない

ことで明らかです。

ですから、 続きを読む…»

たった1つの無知で、カロリーが減らせない・その1(ブドウ糖は蛋白質から作れる!)

体重を減らすためには食事のカロリーを減らせばよい、

 と分かっていても十分にカロリーが減らせないのは、それを妨げる知識があるからです。その知識とは、

   ・ 食事を摂らないでいると、脳がエネルギー不足になって、働きが悪くなる

 というものです。

 この知識は誤っています。そのことは、

     食事を食べないことが原因で交通事故が起こったことはない

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「体重を決めるのは、運動や食事のカロリーだ」

と聞いても、

・ 食事を摂る時刻や回数(夜遅く摂ると太る、食事を抜くと太る)
・ カロリーを摂る食品の種類
(魚や豆腐などのタンパク質から摂るカロリーでは太らない)

のほうが大切なのでは? と思う人がいるでしょう。しかし、
食事の時刻や「栄養のバランス」に気をつけていても、
翌年の健康診断では体重に変化がない患者さんばかりです。

これを見れば、
カロリーを減らさなければ、体重は減らない
ことが分かります。

では、カロリーを減らすために

・ 運動を続けている
・ 食事のカロリー計算をしている

のにあまり体重が減らない患者さんが多いのはなぜでしょうか? それは、
運動で消費するカロリーが元々多くないことや
計算した消費カロリーの誤差
実際にはカロリーがほとんど減っていないことが原因です。

確実にカロリーを減らすようにすると、
減らしたカロリーに応じて体重は減っていきます

高血圧・脂質異常症・糖尿病など生活習慣病(メタボリック・シンドローム)の患者さんは、知識を正しく学習したうえで体重を減らすと、
病気が治って服薬やインスリン注射がやめられるチャンスがあります