ダイエットに限らず、何かを実現しようとするときの決まりには、
1.これをすると好ましい効果がある→せよ[効果誘導型]、
例:早起きすると3文の得がある→早起きせよ
というものと、
2.これをすると好ましくない害がある→するな[弊害禁止型]、
例:夜更かしすると体調が悪くなる→夜更かしするな
というものの2つがあります。
今回は、これら2つの決まりには、次の法則(決まりについての法則)がある
ことを述べます。その法則とは、
ダイエットに限らず、何かを実現しようとするときの決まりには、
1.これをすると好ましい効果がある→せよ[効果誘導型]、
例:早起きすると3文の得がある→早起きせよ
というものと、
2.これをすると好ましくない害がある→するな[弊害禁止型]、
例:夜更かしすると体調が悪くなる→夜更かしするな
というものの2つがあります。
今回は、これら2つの決まりには、次の法則(決まりについての法則)がある
ことを述べます。その法則とは、
慢性閉塞性肺疾患(COPD:タバコが主な原因で、肺が損なわれることによって呼吸困難になる病気)の患者さんの教育のために、質問票を活用してうまくいったという話があります。
一般の医師でも知っている話を元に想像すると(イギリスのある地域の話で詳細不明なので)、
「たんが切れやすくなるので、運動した方がよい」 であるとか、
特定保健指導(いわゆるメタボ健診の結果で行う生活指導)の
グループ講習用教材として使っているパワーポイントスライドと配布資料
を公開しておきます。
(特定保健指導の教材以外にも自由に使ってください。
内容に疑問があれば、下のコメント欄からどうぞ)
現行の特定保健指導の教材に効果があるものが少ないから
生活習慣病・メタボリックシンドロームの患者さんが減らないのだ、
とダメ出しをした以上、本当に効果があるものを出すべきだと思ったからです。
公開した教材には、保健指導の現場で以前から使っていたものに、
・・・
空腹感を恐れる必要はない(スライド番号21~25など)ことを理解しておくと、
・ どの食事からカロリーを減らすか
(減らしやすい食事でしっかり減らしておく。スライド番号27、28など)
・ 空腹を感じたときにどう対処するか(何もしないのが最善)
を正しく行うことができる
・・・
という内容を付け加えてあります。
教材の、次のような内容は、むしろ指導する側の保健師や管理栄養士の人たちに抵抗があると思います。
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体重が減らない原因は、誤った知識で十分にカロリーが減らせていないからです。
その誤った知識の背景には、食事を減らすことや体重が減ることへの恐怖があります。
今回は、その恐怖から自由になり、体重を思いどおりに減らせることを目指して、
誤った知識(1~7)を、それが生じて来た恐怖の種類(1~3)に分けて述べます。
食事から摂る栄養・カロリーを減らすと体に害がある、
と思うと、おっかなびっくりになり、十分に食事の量・カロリーを減らせなくなります。
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前回の、不審に思ったことを克服するには、「ゆっくり、謙虚に、繰り返し」が必要の中で、
「このブログには、ダイエットについて多くの人が正しいと信じてきたことと異なることが書いてあるが、それを受けるためには謙虚さが必要」という
ここに書いてあることがすべて真実だと言わんばかりの、
全く謙虚でないことを書きました。
私自身は真実だと信じていることばかりで、読んでくれている人を説得するに足る根拠も必要かつ十分に書いてきました。
それで、分かる人は分かるし、初めから分かろうとさえしない人もいる、
と考えていますし、その辺りを指摘した本が数年前ベストセラーにもなりました。