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フィードバックについての知識を使うと、ダイエットの挫折が避けられ、体重変化が予測できるので、体重のコントロールが容易になる

ダイエットや食事療法を行う一番の目的は、
自分の思い通りに体重をコントロールすることでしょう。
(それだけでなく、筋肉量・除脂肪体重を減らさないことが大事だという人は、
 このブログにある別の記事を読んでもらうとよいのですが、
 筋肉量を増やしたい人には役立つ記事がありませんので、
 ほかのサイトを当たってください)

コントロール、すなわち、制御がどうすればできるかについては、
古くから制御論という学問で調べられています。

今回の記事では、その中からフィードバックという考え方を紹介して、
ダイエットへの応用を考えます。
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従来型のカロリー計算は、面倒で挫折の原因になるので行ってはならない(減らしやすい食事から一括して大きく大まかに減らすのが良い)

カロリー計算の手間が掛かりすぎるので、食事療法の導入・維持ができない

前回、正当なカロリー制限を原理にした食事療法が、
「糖質制限食」というとんでもダイエットに実績でかなわないのは、
カロリー計算の手間が掛かりすぎることが大きな原因だと述べました。

それを解決する方法はこのブログで何度か述べていますが、
「こんな大まか(大雑把)なやり方でいいの?」
という不安で、実行に取り掛かれない人が多いようです。

その結果、従来型のカロリー計算を始めてはみたものの、
外食のカロリーが推定できない、体重が予想通り減らない、など、
些細なつまずきで挫折する人が多くいます。

今回は、従来型の精密なカロリー計算はしなくてもよい、
むしろ、面倒で挫折の原因なるから、してはいけないことを論じます。 続きを読む…»

早い時刻に食べて、脂肪の合成を促進するBMAL1が働かないようにしても、体重が減らない理由

このブログでは、

  夜間でも、食べた栄養の吸収率が高まることはない
  夜間でも、人間は多くのエネルギーを消費している
  従って、夜遅くに(同じものを)食べたからといって、
  それで体重が増えることはないから、ダイエットをあきらめる必要はない

ことを述べてきました。しかし、

  夜遅い時刻に食べると(同じものを早い時刻に食べるより)体重が増える
  その原因は、脂肪合成を促進するBMAL1という物質が夜間に増えるためである

と言っている人たちがいて、ダイエットを挫折しやすくしています
(夕食を減らすのはつらい、という人が多いからです)

今回は、この主張が誤りであることを論じます。
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途中で挫折する人は、わざわざつらい方法を選んでいた(楽な方法は禁じられていたからだが・・・)

これまでの回で、

  • カロリーは減らし続けなければならないが、
    どの食事のどの食品を減らすかは自由
    (蛋白質だけは必要量を摂らなければならない)

だと分かりました。

この原理を実際に応用して、できるだけ挫折しないようにするために、
いったんはうまくいって体重も何kgか減っていたのに、途中で挫折した人たちが、
何がきっかけで元の食事に戻ってしまったか

という話が役に立ちます。

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