前回は、
従来言われてきた方法を実行しても効果がないのは、「科学システムの問題」が原因の1つ、ということを書きました。
効果が大きい方法も、小さい方法も、(無いものも)新しい発見の可能性を摘み取ってはいけないので、発表が許されている。しかし、その中で、確かに効果があって生き残るものは少ないということです。
その前には、実行する側の人たちが、効果があっても、その中でわざわざつらい方法を選ぶから挫折していたということを、数回(4月30日、5月1、2、4日)にわたって書きました。
今回は、つらくない方法を追い求めてばかりいても、やはり挫折する、という話をします。
カロリー=食事の量を減らしてもつらくないようにする方法としては、
・ 野菜や海藻などカロリーの少ないものを食べる、
・ そのために、調理法に工夫する
・ あらかじめ汁物や、少量の甘いものを食べておいて、
本番の食事が少量でも満腹感が得られるようにする
・ ゆっくりよくかんで食べる
などいろいろ言われています。
しかし、「食べる」ことを意識するのは変わらないので、何かつらいな、という感覚が付いて回ります。
さらに、これらの方法は、空腹感を減らすことを目的にしているのだと思いますが、それなりに面倒で、その面倒さが挫折の原因になっています。
空腹感というちょっとしたつらさを避けるために、それ以上に面倒な(つらい)ことを続けるのは割に合わないということでしょう。
空腹感については、
- ストレスから来る空腹感でなければ30分以上は続かない
- 量を減らして物足りなくても、30分たてば満腹感が訪れる
ことを知った上で、単に食事の量を減らすだけという、潔さ(いさぎよさ)が必要なときもあります。(勇者のみが美女を獲得します)
本日の結論です。
ダイエットの方法には、効果が大きいものや小さいものがあるのと同様、
その費用(実行するときのつらさ・面倒さ)にも大小がある。
少しの費用(空腹感)を惜しんで、大きな費用(面倒さ)を掛けても結局続かない。
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