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「損失回避性」の概念は、ダイエット法が世に入れられるために実行が容易なことが不可欠だと教えるが、実行が容易なことを説明すると理解が容易ではなくなることが困る

糖質制限や食べる順番ダイエットなどのとんでもダイエットには、共通点があります。
それは、実行するのが簡単、すなわち、費用が少ない、と思われていることです。

(実際には、糖質制限を長期間続けられる人が少ないように、
 糖質(炭水化物)を減らすには苦痛、すなわち、費用が伴いますし、
 食べる順番ダイエットは、ほとんどの人に効果がありません)

このように、

  効果(利益)の大きさよりも費用(損失)の少なさの方を高く評価する

傾向が人間にはあり、心理学や経済学の分野では、

  「損失回避性」

と呼んで研究の対象にしています。

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従来型の面倒なカロリー計算は、面倒で挫折の原因になるので行ってはならない(減らしやすい食事から一括して大きく大まかに減らすのが良い)

カロリー計算の手間が掛かりすぎるので、食事療法の導入・維持ができない

前回、正当なカロリー制限を原理にした食事療法が、
「糖質制限食」というとんでもダイエットに実績でかなわないのは、
カロリー計算の手間が掛かりすぎることが大きな原因だと述べました。

それを解決する方法はこのブログで何度か述べていますが、
「こんな大まか(大雑把)なやり方でいいの?」
という不安で、実行に取り掛かれない人が多いようです。

その結果、従来型のカロリー計算を始めてはみたものの、
外食のカロリーが推定できない、体重が予想通り減らない、など、
些細なつまずきで挫折する人が多くいます。

今回は、従来型の精密なカロリー計算はしなくてもよい、
むしろ、面倒で挫折の原因なるから、してはいけないことを論じます。 続きを読む…»

糖質制限食に無効・拒否・挫折例が多くても、一向にすたれない原因・その2 (従来の食事・生活指導に、カロリー計算など実行困難な割に効果が少ない方法が多い)

前回は、
蛋白質のカロリーを無視した「糖質制限食」は原理的に誤りであり、

 1.カロリーを減らし足りない(摂るカロリーの過多)
 2.実行が困難なことで拒否・挫折して、実行しない

ことが原因で結果が出ない例が多いことを述べました。

しかし、原理的には正しい従来のカロリー制限食も、
同じこの2つの原因で成果を挙げることができずにいます。
それどころか、苦労した割には望む結果が得られない度合では、
「糖質制限食」に劣っていることを認めざるを得ません。

今回は、このふがいないカロリー制限食が「糖質制限食」に勝る成果を出すために、
実行方法をどう改めればよいかを書きます。 続きを読む…»

糖質制限食に無効・拒否・挫折例が多くても、一向にすたれない原因・その1(蛋白質に糖質と同じカロリーがあることが納得できない)

  「糖質制限食には効果がない」、

という言葉で検索してこのブログにやって来る人、
そして、糖尿病など生活習慣病の患者さんで、こう訴える人が多いです。

また、一時的に効果があっても、
糖質(ご飯、パン、めん類などの炭水化物)が好きな人は途中で挫折しやすいですし、
それ以前に、糖質を減らすと聞いただけで、初めから拒否して実行しない人も多くいます。
(食事療法が必要な人のうち、
 糖質制限の説明をしても、初めから実行しない人が4割、
 実行しても糖尿病や高血圧などが治るという効果がない人が2割、
 というのが私の感触です)

糖質制限食が無効な原因は、
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食べる順番ダイエットでは、体重は減らない。原理が同じ低インスリンダイエットも効果がなかったが、その原因は、体に出入りする物質を確かめていくと判明する。

「食べる順番ダイエット」といって、

  食物繊維から順に食べると血糖値が上がらず、インスリンが出ないので体重が減る

という原理を主張するダイエット法が出ています。

この原理は、10年ほど前に出た、「低インスリンダイエット」と同じものですが、
低インスリンダイエットは、(浜の真砂ほどもある)とんでもダイエットの中では、
比較的早く廃れました。

その理由は、
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体重を減らす食事は、カロリーが低い食事ではなく、量が少ない食事・その2 (挫折せずに1日の総摂取カロリーを減らすためには、減らしやすい食事と食品を減らす)

前回は、体重が、何を食べるかではなく、どれだけ量を食べるかで決まる、
という話をしました。

今回はそれを受けて、体重を減らすためにどのように食事の量を減らすか
という話をします。

始めに、してはいけないことを2つ書いておきます。

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