費用をかけたからと言って、それに比例して効果が出るわけではありません。
このことは、効果逓減(または、収穫逓減)の法則としてよく知られています。
例としては、
肥料の投入を増やしていくと、初めのうちは作物の収穫量が増えていくが、
そのうち、肥料を増やしても、それほど収穫は増えなくなり、
いずれ、肥料をどれだけ増やしても収穫は一定以上増えなくなる、
といったことが挙げられます。
一方、 続きを読む…»
費用をかけたからと言って、それに比例して効果が出るわけではありません。
このことは、効果逓減(または、収穫逓減)の法則としてよく知られています。
例としては、
肥料の投入を増やしていくと、初めのうちは作物の収穫量が増えていくが、
そのうち、肥料を増やしても、それほど収穫は増えなくなり、
いずれ、肥料をどれだけ増やしても収穫は一定以上増えなくなる、
といったことが挙げられます。
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かつて、成人病と呼ばれていた、高血圧・脂質異常症(高脂血症)・糖尿病が、
「生活習慣病」に名前を変えたのは、有意義なことでした。
成人になると誰もが掛かる病気で仕方がない
のではなく、
原因は生活習慣で、対策は生活習慣を変えること
を示す名前だったからです。
ところが、生活習慣をどう変えるかという具体的な対策に誤りが多かったために、
名前が変わってからも生活習慣病は、増え続けました。
それは、
ホルモン、空腹感、言葉。
これらには共通して「記号 (symbol シンボル)」という言葉で表される働きがあります。
記号とは、
わずかな大きさや量にもかかわらず、
大きな働きをする
物体や物質や情報
のことです。
そして、その記号が使われているものの形や性質(例えば体重)を大きく左右します。
いくつか例をあげましょう。
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高血圧、脂質異常症(高脂血症)、糖尿病など、生活習慣病の患者さんに、
体重を減らしましょう、と勧めるのは医師の仕事のひとつです。
「ウーン、やっぱりそう来るよな」という顔をしている患者さんには、
その患者さんが辛そうなことはしなくてもよいということ、たとえば、
「ビールは止めなくてもいいです」であるとか、
「運動はしなくてもいいです」と言うことにしています。
今度は、「そんな話は聞いたことがない」と不審がる患者さんが多いので、