分類:カロリーの吸収~消費 の記事

減らしやすい食事・その1、は「人目」が気にならない食事(人間は社会的動物だから対人関係を無視すると挫折する)

集団生活を営む人間にとって、対人関係は重要ですから、
それを無視したり逆らったりして食事の習慣を変えようとすると、挫折する危険が高くなります。

前回(4月28日)、生活習慣病の患者さんたちが途中で挫折した原因のうちで、1番目に挙げたのが、

  1. 人目が気になる食事を減らす

であったのも、実際にそれで挫折する人が多かったからです。

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減らしやすい食事・その2、は元気な時間帯の食事 (人間は昼間活動する動物だから夜疲れて判断力が鈍ることを無視すると挫折する)

前々回(4月28日分 )で、
2番目に挫折しやすい食事として挙げたのは、

   2.疲れてきた時間帯の食事を減らす (判断力が低下して、間食をしてしまう)

でした。

結論を先に言うと、疲れてきた時間帯の食事、つまり、

   ・ 夕食を減らさない方がよい

ということです。

え?
という声が聞こえてきそうですが、「夕食を減らそう」の間違いではありません

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減らしやすい食事・その3、はバランスを考えて摂っていた食事 (人間は文化的動物だから食物の嗜好を無視すると挫折する)

途中で挫折する人は、わざわざつらい方法を選んでいた 」
の回(4月28日分)で、3番目に挫折しやすい食事として挙げたのは、

   3.好きな食品を減らす (同じ効果なのに、わざわざつらいことをする)

でした。
好きなものを減らそうとするのは、春日局(かすがのつぼね)の薬断ちのように

   ・ つらいことをしたほうが、よい結果が得られそうな気がする

からだと思います。

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減らしやすい食事・その4、は減らしてもつらくない食事 (人間は動物だから食欲があることを無視すると挫折する)

途中で挫折する人は、わざわざつらい方法を選んでいた
の回(4月28日分)で、4番目に挫折しやすい食事として挙げたのは、

   4.全部の食事や料理を少しずつ減らす

でした。

これは、どの食事も均等に(例えば2割づつ)減らすのでなく、

「減らしにくい食事」は減らさず(例えば0割)
「減らしやすい食事」から多く減らす(例えば5割)
ようにするほうが挫折しにくい、という意味です。

3食同じくらいのカロリーを摂る方が良いという話もあるのに、
なぜなのでしょうか?

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