タグ: 食事療法 の記事
カロリー計算の手間が掛かりすぎるので、食事療法の導入・維持ができない
前回、正当なカロリー制限を原理にした食事療法が、
「糖質制限食」というとんでもダイエットに実績でかなわないのは、
カロリー計算の手間が掛かりすぎることが大きな原因だと述べました。
それを解決する方法はこのブログで何度か述べていますが、
「こんな大まか(大雑把)なやり方でいいの?」
という不安で、実行に取り掛かれない人が多いようです。
その結果、従来型のカロリー計算を始めてはみたものの、
外食のカロリーが推定できない、体重が予想通り減らない、など、
些細なつまずきで挫折する人が多くいます。
今回は、従来型の精密なカロリー計算はしなくてもよい、
むしろ、面倒で挫折の原因なるから、してはいけないことを論じます。 続きを読む…»
2013年5月30日 木曜日
タグ: とんでもダイエット, カロリー計算, 吸収率, 大まか, 挫折, 減らしやすい食事, 精度, 糖質制限食, 食事療法
この記事の分類:減らすべきカロリー量
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…という演題の発表を、糖尿病学会でしてきました。
摂取エネルギー(カロリー)を、
1) BMI法でなく、体脂肪率を使い、
2) 摂るカロリーではなく、今摂っている食事から減らすカロリーを計算して
決めると、従来の食事療法で改善しない患者さんにも糖尿病が治るチャンスがある、
という内容です。
この方法は、糖尿病の患者さんだけでなく、
いわゆる隠れ肥満やポッコリお腹の人、
カロリー計算を真面目に実行しても効果がない人の状況も
確実に改善させ、体重を減らします。
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2012年5月28日 月曜日
タグ: 太りやすい体質, 学会, 学会発表, 糖尿病, 隠れ肥満, 食事療法
この記事の分類:減らすべきカロリー量
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ダイエット・食事療法が失敗するのは、
人間の体は蛋白質を糖質(ブドウ糖)に変える
ことを知らないのが最大の原因です。
これを知らないことから、
1.空腹感は、血液中のブドウ糖が少なくなっている信号なので、
放っておくと脳や体の働きが悪くなる
2.蛋白質は筋肉や血液など体を作っている栄養素だから、減らしてはいけない
という2つの誤りが生じ、
それがダイエットの実行を難しくし、効果をなくしているのです。
正しい知識は次のとおりです。
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2011年12月31日 土曜日
タグ: ダイエット, ブドウ糖, 体重が減らない原因, 空腹, 糖質, 蛋白質, 食事療法
この記事の分類:蛋白質もブドウ糖の原料
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今回は、ダイエット・食事療法に掛ける費用と、それによって得る効果について考えます。
ダイエットにおける費用とは、それを実行したときどれだけつらく感じるかだと思ってください。効果は、言うまでもなく一定期間に減る体重です。
ダイエットの費用は、効果に比例する分より小さくなければならない
ダイエットの効果、すなわち体重の減り方は、減らしたカロリーに比例します。
しかし、費用、つまりカロリーを減らした時のつらさは、
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2011年11月30日 水曜日
タグ: ダイエット, 健康, 効果, 医師, 費用, 食事療法
この記事の分類:カロリーの吸収~消費
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カロリーや栄養の吸収率については、事実と異なった思い込みが行き渡っていて、
そのためにダイエット・食事療法が困難になったり、
始めから不可能になったりしています。
その間違った思い込みとは、
1.食事と食事の間隔が空くと、カロリーの吸収率が良くなる
⇒(だから)痩せるためには、食事を抜いてはならない
2.食事の時刻が遅いとカロリーの吸収率が良くなる
⇒でも、自分は仕事で夕食が遅くなるから、痩せるのは無理
3.自分は生まれつき栄養の吸収率が良い
⇒いくら食べても栄養の吸収が悪くて太らない人と違って、痩せるのは無理
4.食物繊維が多い食品と一緒に食べると、カロリーの吸収率が悪くなる
⇒野菜や海藻を多く摂ると痩せる
などです。
( くどいですが、1.~4.に書いてあることはすべて間違いです )
間違った思い込みを改めると、カロリー減少に集中できる
しかし、事実は、
どのような条件でも、人間がカロリーを吸収する割合は、ほぼ100%
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2011年6月28日 火曜日
タグ: ダイエット, 低インスリン, 吸収率, 寝る前の食事, 栄養, 物質の出入り, 食事を抜く, 食事療法, 食物繊維
この記事の分類:カロリーの吸収~消費
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現在、医師の間では、
LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が高いときには、
食事療法はあまり効果がない、ということになっています。
しかし、上がる原因についての視点を少し変えるだけで、
食事だけでLDLコレステロールを下げることができるので、
今回はその方法について書きます。
その前に、食事療法は効果がない、という医師たちの評価がなぜできたか
を見ておきましょう。
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2010年8月16日 月曜日
タグ: LDLコレステロールを下げる食事, 下げる薬, 医師, 悪玉コレステロール, 生活習慣病を治す, 脂質異常症を治す, 食事の量, 食事療法, 食物繊維, 高LDLコレステロール血症
この記事の分類:カロリー減少で生活習慣病が治る
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初めに、
- 高血圧が治る、とは
薬を飲んでいなくても血圧が基準値以下である状態が続くこと
という約束にします。
治った状態が維持できると、動脈硬化のスピードが遅くなったり、動脈硬化が改善(動脈が柔らかくなる)したりして、脳卒中や心筋梗塞になる危険が減ります。
ただ、脳卒中や心筋梗塞を防ぐためだといっても、
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2010年8月6日 金曜日
タグ: 下げる薬, 心筋梗塞, 減塩, 生活習慣病を治す, 脳卒中, 血圧, 食事の量, 食事療法, 高血圧を治す
この記事の分類:カロリー減少で生活習慣病が治る
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血圧が高いまま放っておくと、脳卒中や心筋梗塞になりやすい、
ということはよく知られています。ところが、
「高血圧の薬を飲んでいる人と、飲まないで血圧が高いまま放っている人では、
どちらが長生きしているか?」
という質問には、間違った答えをする人がいます。正解は、
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2010年8月5日 木曜日
タグ: 下げる薬, 副作用, 医師, 医療崩壊, 医療破綻, 心筋梗塞, 減塩, 生活習慣病を治す, 脳卒中, 血圧, 食事療法, 高血圧を治す
この記事の分類:カロリー減少で生活習慣病が治る
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前回は、糖質制限食(カーボカウント、ローカーボなども同じ)では、
血糖値が上がりにくくなることはあっても、糖尿病が治ることは少ない
ということを、実際の患者さんの例を引いて述べました。
今回は、その原因を、
患者さんの体の中で起こっていることを順に述べていくことで、
解き明かします。
「糖質制限食」というキーワードでこのブログを訪れてくれた人は、
糖尿病が治ることは少ない、ということを不審に思うかもしれませんが、
私が知る限り、糖尿病が「治った」人は、糖質制限食ではなく、
従来通りの「カロリーが少ない食事」を実行している人です。
(「カロリーを減らしても体重が減らなかった」という人はこちら)
ためしに一度読んでみてください。
1.蛋白質の摂り過ぎで、脂肪細胞に脂肪が貯まる(太る)。
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2010年8月2日 月曜日
タグ: 生活習慣病を治す, 糖尿病が治らない, 糖尿病を治す, 糖新生, 糖質制限食, 食事療法
この記事の分類:カロリー減少で生活習慣病が治る
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糖尿病が治らないのは、
1.食事療法のカロリー設定が適切でない
2.糖質(炭水化物)を減らすことにこだわって、蛋白質を減らそうとしない
3.従来の「糖尿病は治らない」という考えから抜けきれない
からだ、ということを以前述べました。
今回は、特に、
糖質制限食(カーボカウント、ローカーボ、低炭水化物、アトキンス、
などというダイエット・食事療法も同じような内容です)
という食事法が糖尿病を改善させる、と言っている人たちが、
上の、2.糖質へのこだわり=糖質に目を奪われていたことで、
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2010年7月30日 金曜日
タグ: 生活習慣病を治す, 糖尿病が治らない, 糖尿病を治す, 糖新生, 糖質制限食, 食事療法
この記事の分類:カロリー減少で生活習慣病が治る
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