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正しい知識を得るためには、その前提として、交絡因子や数量的な錯誤で生じた誤った知識を改めねばならない。そうして知識が深くなると、恐怖や熱狂が遠のき、効果があることを容易に実行できるようになる

生活習慣病の患者さんに食事指導をしていると、
正しい知識を知ってもらうために、
それまで知っていた誤った知識を改めてもらわねばならない場面にしばしば出会います。

例えば、「朝食を減らしてもよい」という正しい知識は、
まず、「朝食を食べないと頭の働きが悪くなる」という誤った知識を改めてもらわないと頭の中に入らないのです。

誤った知識が、なぜ誤ったかという原因(誤りの類型)は、

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基礎代謝(じっとしていても使われるカロリー)で説明できる常識の誤り・その3は、朝食を抜くと脳にブドウ糖が供給されなくなる (これは誤り。脳へのブドウ糖は、食事を摂らなくても途絶えることはない)

 前回に続いて、基礎代謝が大きいことに関連したことを書きます。

じっとしている間にも使われていく基礎代謝のうち、
脳で使われるブドウ糖のカロリー(エネルギー)も
長時間食事を摂らないときでも供給され、途絶えることはありません。
・・・

患者さん「確かに、食事を減らしても大丈夫かという不安はあります。
  しかも、じっとしてもどんどんカロリーが使われている
  (基礎代謝が大きい)と聞くと、食事のカロリーを減らしたとき、
  基礎代謝に使われるカロリーがちゃんと調達されるのか気になります」

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たった1つの無知でカロリーが減らせない・その2(蛋白質が肥満の原因!)

昨日は、

  体を作っている蛋白質を原料にして脳に必要なブドウ糖を作るしくみがある

ことを知らなかったから、

  食事を摂らないと脳のエネルギーが不足する

ことがないように、

  朝食で糖質(炭水化物)を摂らなければならない

ことになっていた、と述べました。 

しかし、朝食どころか、

  人間は全く糖質を摂らなくてもしっかり生活できる

ことは、

  穀物(炭水化物)が元々とれない地域に住むモンゴルやイヌイットの人たちが
  低血糖発作で意識を失って馬から落ちたりはしない

ことで明らかです。

ですから、 続きを読む…»

たった1つの無知で、カロリーが減らせない・その1(ブドウ糖は蛋白質から作れる!)

体重を減らすためには食事のカロリーを減らせばよい、

 と分かっていても十分にカロリーが減らせないのは、それを妨げる知識があるからです。その知識とは、

   ・ 食事を摂らないでいると、脳がエネルギー不足になって、働きが悪くなる

 というものです。

 この知識は誤っています。そのことは、

     食事を食べないことが原因で交通事故が起こったことはない

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