前回から、体重をいくつかの成分に分けて考えると、
その変化を正しく解釈でき、意のままにできるようになる、という話をしています。
検索エンジンやブログ・ランキングからこのブログに来てくれた人は、
前回の記事を読んでからのほうが理解しやすいと思います。
今回は、除脂肪体重を2つに分けたうちで、筋肉・骨や内臓の成分の重さが、
どのような条件で変化するかを見ていきます。
このうち、骨や内臓の重さはあまり変化がないので、筋肉の量が問題になります。
体重の変化については、多くの誤解があります。
それは、体重が、運動や食事など行ったこととは関係がないように見える、
一見複雑な変化をするからです。
しかし、体重をいくつかの成分に分けて、
それぞれがどのように変化するかを知れば、
体重の変化を正しく解釈できるようになります。
(この記事は、「分けると分かる」の例となることを目指して書きました)
それによって、体重の変化を好ましい方向(減らす方向という人が多いでしょう)に向けることができます。
では、体重を大きく2つの成分、すなわち、
体脂肪率とは、体重に占める体脂肪量の割合です。すなわち、
体脂肪率 = 体脂肪量 ÷ 体重
また、この式から、
体脂肪量 = 体重 × 体脂肪率
になるので、体重が80kgで体脂肪率が25%の人は、
体脂肪の総量が(80×25÷100=)20kgだということになります。
体脂肪率は、いろいろな計測法がありますが、