ダイエットについて正しい知識を学習してから実行し始めるのが、確実な効果を楽に得られる方法 (試行錯誤する間や新しい方法を待つ間に人生は終わってしまう)

人間を含めた動物は、周囲の環境に適応する能力(学習能力)があります。

春に暑いと感じた同じ気温が、真夏には涼しく感じられるようになりますが、
これは、快適と感じる温度の範囲が、夏には周囲の環境に適応して、高くなったことによります。

このような動物にも共通した適応能力だけでなく、
ダイエットなど、人間に特有の行動にも適応・学習能力を考えることができます。

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ダイエットの方法には、効果だけでなく、実行するときのつらさや面倒さ(費用)にも大小がある。小さいつらさを避けるために、大きな面倒さを掛けても続かない

前回は、
従来言われてきた方法を実行しても効果がないのは、「科学システムの問題」が原因の1つ、ということを書きました。

効果が大きい方法も、小さい方法も、(無いものも)新しい発見の可能性を摘み取ってはいけないので、発表が許されている。しかし、その中で、確かに効果があって生き残るものは少ないということです。

その前には、実行する側の人たちが、効果があっても、その中でわざわざつらい方法を選ぶから挫折していたということを、数回(4月30日5月124日)にわたって書きました。

今回は、つらくない方法を追い求めてばかりいても、やはり挫折する、という話をします。

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従来言われてきた方法を実行しても効果がない原因(科学というシステムの問題)が分かると、耳慣れないことを聞いても拒絶しなくなる

前回の、不審に思ったことを克服するには、「ゆっくり、謙虚に、繰り返し」が必要の中で、

「このブログには、ダイエットについて多くの人が正しいと信じてきたことと異なることが書いてあるが、それを受けるためには謙虚さが必要」という
ここに書いてあることがすべて真実だと言わんばかりの、
全く謙虚でないことを書きました。

私自身は真実だと信じていることばかりで、読んでくれている人を説得するに足る根拠も必要かつ十分に書いてきました。
それで、分かる人は分かるし、初めから分かろうとさえしない人もいる、
と考えていますし、その辺りを指摘した本が数年前ベストセラーにもなりました。

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不審に思ったことを克服するには、「ゆっくり、謙虚に、繰り返し」が必要。(ルーピーになったときはループでしか解決できない)

前回の記事、「摂るカロリー」でなく、今の食事から「減らすカロリー」を考える
の中で、

(ゆっくり読んでください)、

ということを何度か書きました。
少し込み入った話をするとき、または、聞くときには、
それをゆっくりと行うだけでかなり簡単になるからです。

ある本には、「噛んで含めるように言う、急がば回れ、その方が結局速い」
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「摂るカロリー」でなく、今の食事から「減らすカロリー」を考えると、暴飲暴食や間食ができるし、太りやすい体質の人でも確実に体重が減る

前回は、

  • 今までの一定の食事の量から、減らさなければならないカロリーを引いた、食事の量を食べていく

ことにより、面倒なカロリー計算をしなくても、確実にカロリーが減らせることが分かりました。

さらに、「減らしやすい食事」からに限定してカロリー=量を減らすことによって、もっと手間を減らすことができます。(つらくない、に加えてです) 

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面倒なカロリー計算をせずに体重を減らせる方法は、「いろいろやっても体重が減らなくて残念!」だけであきらめなかったから見つかった

 カロリーは、1人1人の生活環境や食品の好みに合わせて減らさなければならない の回で、法則を2つ

  1. 体重が減ると消費カロリーが減る
  2. 消費カロリー - 摂取カロリー = 体重変化

出しました。

これを使うと、

  • 体重が変わっていないならば、摂取カロリーも同じ(減っていなかった)

ということが導かれます(注:その理由)

つまり、いろいろ気を付けても、健診で測った体重が変わっていなければ、今の摂取カロリーは1年前と摂取カロリーと同じだった、ということになります。

ここで、残念! というだけではつまらない。これを使って、カロリー計算をしなくても、確実にカロリーを減らす方法を考えます。

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減らしやすい食事・その4、は減らしてもつらくない食事 (人間は動物だから食欲があることを無視すると挫折する)

途中で挫折する人は、わざわざつらい方法を選んでいた
の回(4月28日分)で、4番目に挫折しやすい食事として挙げたのは、

   4.全部の食事や料理を少しずつ減らす

でした。

これは、どの食事も均等に(例えば2割づつ)減らすのでなく、

「減らしにくい食事」は減らさず(例えば0割)
「減らしやすい食事」から多く減らす(例えば5割)
ようにするほうが挫折しにくい、という意味です。

3食同じくらいのカロリーを摂る方が良いという話もあるのに、
なぜなのでしょうか?

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減らしやすい食事・その3、はバランスを考えて摂っていた食事 (人間は文化的動物だから食物の嗜好を無視すると挫折する)

途中で挫折する人は、わざわざつらい方法を選んでいた 」
の回(4月28日分)で、3番目に挫折しやすい食事として挙げたのは、

   3.好きな食品を減らす (同じ効果なのに、わざわざつらいことをする)

でした。
好きなものを減らそうとするのは、春日局(かすがのつぼね)の薬断ちのように

   ・ つらいことをしたほうが、よい結果が得られそうな気がする

からだと思います。

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減らしやすい食事・その2、は元気な時間帯の食事 (人間は昼間活動する動物だから夜疲れて判断力が鈍ることを無視すると挫折する)

前々回(4月28日分 )で、
2番目に挫折しやすい食事として挙げたのは、

   2.疲れてきた時間帯の食事を減らす (判断力が低下して、間食をしてしまう)

でした。

結論を先に言うと、疲れてきた時間帯の食事、つまり、

   ・ 夕食を減らさない方がよい

ということです。

え?
という声が聞こえてきそうですが、「夕食を減らそう」の間違いではありません

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減らしやすい食事・その1、は「人目」が気にならない食事(人間は社会的動物だから対人関係を無視すると挫折する)

集団生活を営む人間にとって、対人関係は重要ですから、
それを無視したり逆らったりして食事の習慣を変えようとすると、挫折する危険が高くなります。

前回(4月28日)、生活習慣病の患者さんたちが途中で挫折した原因のうちで、1番目に挙げたのが、

  1. 人目が気になる食事を減らす

であったのも、実際にそれで挫折する人が多かったからです。

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