この1年くらいの間に、ご飯や麺類などの炭水化物を減らしている、
という生活習慣病の患者さんによく会います。
その動きについて、先日、肥満学会での発表の際に、
肥満~生活習慣病の治療や指導に携わる各種の専門家と話し合う機会がありました。
医師の間では、生活習慣病を治すために炭水化物(=糖質)を減らすという
「糖質制限食」が興味の対象になっていて、患者さんたちと歩調が合っていたようです。
その理由は、医師が栄養や食事については、真の専門家ではなく、
続きを読む…»
摂取エネルギー(カロリー)を、
1) BMI法でなく、体脂肪率を使い、
2) 摂るカロリーではなく、今摂っている食事から減らすカロリーを計算して
決めると、従来の食事療法で改善しない患者さんにも糖尿病が治るチャンスがある、
という内容です。
この方法は、糖尿病の患者さんだけでなく、
いわゆる隠れ肥満やポッコリお腹の人、
カロリー計算を真面目に実行しても効果がない人の状況も
確実に改善させ、体重を減らします。
続きを読む…»