体脂肪率とは、体重に占める体脂肪量の割合です。すなわち、
体脂肪率 = 体脂肪量 ÷ 体重
また、この式から、
体脂肪量 = 体重 × 体脂肪率
になるので、体重が80kgで体脂肪率が25%の人は、
体脂肪の総量が(80×25÷100=)20kgだということになります。
体脂肪率は、いろいろな計測法がありますが、
体脂肪率とは、体重に占める体脂肪量の割合です。すなわち、
体脂肪率 = 体脂肪量 ÷ 体重
また、この式から、
体脂肪量 = 体重 × 体脂肪率
になるので、体重が80kgで体脂肪率が25%の人は、
体脂肪の総量が(80×25÷100=)20kgだということになります。
体脂肪率は、いろいろな計測法がありますが、
体重に変化がないときは、消費カロリー = 摂取カロリー
という式は科学の体系の中では根本的な原理です。
なぜなら、
体の中に摂り込んだカロリー(摂取カロリー)が、
体から出ていくカロリー(消費カロリー)より多いときには、
余ったカロリーが、脂肪などの形で貯蔵されたカロリーになって、
その分必ず体重が増え、
反対に、摂取カロリーが消費カロリーより少ない時には、
体に貯えられていたカロリーが減って、体重が減るからです。
ですから、体重が増えも減りもしないときには、
摂取カロリー = 消費カロリー、
でなければなりません。
消費カロリー - 摂取カロリー = 体重減少
という式があります。
これは、いろいろな意味で重要な式ですが、その1つは、
体重減少が0であれば、消費カロリー = 摂取カロリー
だということです。
前回は消費カロリーの計算式だったので、今回は摂取カロリーの計算です。
摂取カロリーの計算方法は単純ですが、
掛かる手間が少なくないので、それに見合う効果があるか、
という検討が必要です。
手間を掛けても、食事のカロリーそのものが減っていなければ、
体重が減るという効果は望めません。
① ②
食品のカロリー = その食品100g当たりのカロリー × 重量 ÷ 100
(kcal) (kcal/100g) (g)
例として、ごはん(米でなく炊いたご飯)は、
「人間に必要なカロリー」というキーワードで検索して、
このブログを訪れてくれる人がいます。
ここでは、
「体重はカロリーだ!」(このブログのタイトル)であるとか、
数字(量)が大切だ、などとふだんから書いていますので、
カロリーや体重についての基本的な計算方法を書いておきます。
ただ、「カロリーを減らしても体重が減らない」原因・その2は、理論的な誤り…
で述べたように、数字や理論が、現実を正しく反映・表現していなかったり、
その解釈や適用を誤ったりしたときは、最終的に現実でダイエットの失敗として現れてきます。
最低でも「人間に必要なカロリー」を摂る、と考えていると、
その値が現実と食い違っていた(誤差がある)場合、
「生活習慣病を治すために必要な体重減少」が得られないことがあります。
前回と同じく、患者さんの疑問と、それは心配いらないという私の説明を続けます。
してはいけないことが減ると、実際に挫折する原因が見えてきます。
・・・
患者さん「食事を減らしても問題は起こらない、
ということは分かってきました。
しかし、運動しないで、食事を減らすだけだと筋肉が減る、
と聞いたことがあるのですが、大丈夫でしょうか?」
今回は、
体重を減らすために夕食を減らさなくてもいい、
朝食でも昼食でも減らせばその分だけ体重が減る、
という話をします。
今までにも、何度かこの話をしていますが、
(「減らしやすい食事・その2、は元気な時間帯の食事」など)
間違えていた人は、こう思っていたから間違えたのだろう、
ということに確信が持てたので、
今までに書いた分より説得力がある文章が書けると思います。