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「体重を決めるのは、運動や食事のカロリーだ」

と聞いても、

・ 食事を摂る時刻や回数(夜遅く摂ると太る、食事を抜くと太る)
・ カロリーを摂る食品の種類
(魚や豆腐などのタンパク質から摂るカロリーでは太らない)

のほうが大切なのでは? と思う人がいるでしょう。しかし、
食事の時刻や「栄養のバランス」に気をつけていても、
翌年の健康診断では体重に変化がない患者さんばかりです。

これを見れば、
カロリーを減らさなければ、体重は減らない
ことが分かります。

では、カロリーを減らすために

・ 運動を続けている
・ 食事のカロリー計算をしている

のにあまり体重が減らない患者さんが多いのはなぜでしょうか? それは、
運動で消費するカロリーが元々多くないことや
計算した消費カロリーの誤差
実際にはカロリーがほとんど減っていないことが原因です。

確実にカロリーを減らすようにすると、
減らしたカロリーに応じて体重は減っていきます

高血圧・脂質異常症・糖尿病など生活習慣病(メタボリック・シンドローム)の患者さんは、知識を正しく学習したうえで体重を減らすと、
病気が治って服薬やインスリン注射がやめられるチャンスがあります