高血圧・脂質異常症・糖尿病などの生活習慣病の患者さんに、
「病気を改善するために、まず何をしようと思いますか?」
という質問をします。
すると、ほとんどの場合には、
「できる範囲で運動」、「暴飲暴食、間食、アルコール、油っこい食品を減らす」、
という、誤った答えが返ってきます。
(患者さんの病状や生活環境を考えるとその答えが正しい場合もあるが、まれです)
誤った原因に共通しているのは、細かいことにとらわれたこと
誤った原因は次の2つです。
1.消費カロリーの大部分は基礎代謝で、じっとしていてもカロリーは
多く使われている
2.摂取カロリーの大部分はふだんの3度の食事で、カロリーが高くない食品から
摂っている
これらの原因には、