前回は、
夕食を減らさなくても、遅く食べてもかまわない、ということが、
消費カロリーの中で基礎代謝の占める割合が高いことで説明できる、
という話をしました。
今回は、
「運動しても体重が減らない」原因も、
基礎代謝が大きいことで説明できる、
という話をしていきます。
「カロリーを減らしても体重が減らない」というキーワードで検索して、
このブログに来てくれる人がいます。
なぜ体重が減らないのか、その原因をまず3つ挙げます。
(検索のキーワードは、アクセスログというもので調べると分かりますが、メールアドレスなどの個人情報は分かりませんので心配ご無用です)。
食事や飲み物を摂ったあとは体重が増え、運動したあとは体重が減ります。
しかし、この体重変化はほとんどが水分によるもので、
摂取や消費をしたカロリーを体脂肪に換算した重量は、
その1/10程度にしかなりません。
しかも、体重とカロリーの比率は一定ではないので、
同じだけ体重が増減しても、カロリーの摂取量や消費量は異なります。