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ダイエットは選択と集中。費用が少なく効果が確実なことを選んで実行すれば、成功する。

選択と集中という言葉は、会社の利益を大きくするために、
競争力が大きい事業を選択し、それに集中して、他はよその会社に譲渡する(売る)、
のような使われ方をします。

ダイエット・食事療法も、少ない費用で(つらくない方法で)大きな効果を出すためには、
選択と集中が必要です。

1.効果を確実にするため、摂取カロリー量の計算で誤差を減らす

 根拠1:隠れ肥満 [1]を考慮して目標体重を決める
 根拠2:消費カロリーが少ない体質 [2]を考慮して、今の食事から「減らすカロリー」 [3]を決める

 ⇒肥満の定義である体脂肪の増加時だけでなく、
  筋肉や骨格が多い時にも体重が増えるので、その影響を減らす。
  摂取カロリー全体を見るのではなく、今の食事から減らすカロリーに集中すると、
  誤差が減り、実行が容易になる。

2.効果がない・少ない方法を捨てる

 根拠3:カロリーの吸収率 [4]は、どの時間帯に食べても、どの食品とともに食べても同じ [5]
 根拠4:運動での消費カロリーは少なく [6]、基礎代謝(じっとしていても使うカロリー)
     は多い

3.費用を減らす(つらくなくする)ために、減らしやすい食事を選ぶ

 根拠5:糖質を多く含む食品の必要量は0 [7]で、蛋白質を多く含む食品の必要量は少ない [8]

 ⇒食べる時刻 [9]食べる順番 [5]栄養のバランス [10]3食のカロリーを均等にする [11]ことは、
  気にしなくてよい。すなわち、どの食事を減らしてもよい [12]
  (ただし、少ないとはいえ、蛋白質の必要量 [8]を下回らないように注意)

 ⇒挫折を防ぐ [13]ために、対人関係を重視 [14]してカロリーを減らす食事を決める。

4.面倒な食事ごとのカロリー計算をしないでも精度を出す

 ⇒減らす食事を限定すれば、費用(面倒さ)を減らしても、誤差が少ない [15]

このように、ダイエット・食事療法で、
減らしたい体重を得るために食事をどう変えるのかは、すぐに計算 [16]でき、
減らす食事を選択し、集中してカロリーを減らせば、
少ない費用(=簡単)で確実に効果 [17]を出すことができます。

にもかかわらず、何時までに食べる [9]とかどの順番に食べる [5]など、全く効果がないことや、
好きな糖質を制限 [18]するなど、つらいばかりで効果が不確実なこと [19]
したがる人がなぜいるのでしょう?

体という自然 [20]が正しく見えていないと言わざるを得ません。