これまでの回で、
- カロリーは減らし続けなければならないが、
どの食事のどの食品を減らすかは自由
(蛋白質だけは必要量を摂らなければならない)
だと分かりました。
この原理を実際に応用して、できるだけ挫折しないようにするために、
いったんはうまくいって体重も何kgか減っていたのに、途中で挫折した人たちが、
何がきっかけで元の食事に戻ってしまったか、
という話が役に立ちます。
その前に、
- 減らすカロリーが同じ(したがって体重が減る効果も同じ)で、
予想される危険も同じなら、つらくない方法のほうが、挫折が少ない
ということを、もう1度確認しておきましょう。
人事を尽くす(正しく自然法則を捉えた上で、もっとも実行しやすい方法を選ぶ)
ことなしに、天命(挫折しないで体重を維持すること)は期待できません。
さて、途中で挫折した人たち(生活習慣病の患者さんたちです)の話から、
次のような失敗の原因を拾い上げることができました。
- 人目が気になる食事を減らす(昼食を誘われるなど、周りの人に影響されて)
- 疲れてきた時間帯の食事を減らす (判断力が低下して、間食をしてしまう)
- 好きな食品を減らす (同じ効果なのに、わざわざつらいことをする)
- 全部の食事や料理を少しずつ減らす (知らぬ間に元の量に戻ってしまう)
次回から少しずつ解説していきますが、
先に知りたい人は、以下のサイトを見ておいてください。
[体重方程式»無理を減らす [1]]